【貧乏旅行】賢く節約するならゲストハウスよりホテルという事実

バックパッカーだからと言ってゲストハウス一択ではない

お金は無いけど旅がしたい!

そんなバックパッカーにとって、安宿といえばバックパックを背負った旅行者が集うゲストハウスだ。

部屋には2段ベッドがズラリ
一部屋に詰め込まれるのは4人〜14人くらい。
男女別々のところもあれば、男女共有タイプの部屋もある。
トイレやシャワーや食事は共用エリアでするから、部屋は常にゴロゴロしている人か、イチャイチャしている人か、長旅の疲れや風邪でダウンしているひと、何かに当たって悶ている人しかいない。

こんな環境だから安くて当然だ。
多少の不便や不衛生さは節約のために我慢するしか無い。

と思っていないだろうか。

実は全くそんなことはない。
よくよくリサーチすればわかるが、ゲストハウスはコスパが非常に悪い。

人単価か部屋単価か

日本人がよく不安になるのが、旅行サイトやブッキングサイトに記載の部屋料金が、1人あたりの値段なのか、部屋あたりの値段なのか?という部分だ。

日本のホテルは基本的に1人あたりの料金が記載されている
2人で泊まるなら料金を2倍にして計算しなければならず、最後の決済画面までいかないと最終的にいくらになるのかよくわからないという不思議なシステムだ。

だけど海外のホテルで人単価の料金型は全くと言っていいほど見かけない。
海外ではホテルの料金は部屋単価なので、1人で泊まろうと2人で泊まろうと同じ値段である

ただし、部屋ごとに泊まって良い人数の上限が記載されていて、それ以上の人数で泊まる場合には追加料金をいくらか払わなければならない。
ほとんどのホテルは2人までだが(3人めが幼児の場合は3人でも同額が多い)、広いコテージなどは10人までOKというものまである。

ただし

ゲストハウスだけは別物で、海外であっても人単価の料金が記載されている。
ゲストハウスは「部屋」というよりも「ベッド」の貸出料金みたいなものなので、1人1台分の料金が必要なのだ。

これがバックパッカー達に最安値はゲストハウスだと思わせてしまう原因だ。
なぜなら貧乏旅行者は「宿泊料金を昇順」して検索することで安宿を探すからである。

昇順検索では見えない最安値

例えば、昇順で最初に出てきたゲストハウスが1泊1000円だったとしよう。
そのあともズラリとゲストハウスが並んでいるが、軒並み1500円前後である。
その中から12人部屋という大部屋ではあるが、レビューもそこそこよくて、ロビーのWi-Fi環境もよさそうな1300円のゲストハウスを選んで予約したA子。

一方、検索の何ページも後ろ、2000円台にもなるとビジネスホテルがちらほら出て来る。
交通の便もよく、朝食チケット付き、各部屋Wi-Fi完備、バスタブ付き、ツインベッドの部屋2500円である。
旅先で出来たバックパッカー友達と2人でこれを予約したB子。
B子ひとりあたりが支払う金額は1250円だが、A子よりも圧倒的に清潔で静かで休める空間を手に入れることが出来た。

そう、2人以上で泊まれば、ゲストハウスに泊まるよりも、ワンランクもツーランクも上のホテルに泊まったほうが安くなるのだ。

単独バックパッカーであってもB子の様に旅先で知り合ったバックパッカーと数泊でも共にすればいい。
「あんまり知らない人とつるむのはちょっと・・・」という人はそもそもゲストハウスに向いていないし、ホテルに一緒に泊まるからと言って、一緒に行動する必要はない。
あくまでも宿泊費のシェアメイトと考えて行動すればゲストハウスより格段にいい生活ができる。

というわけで、宿泊施設を検索する際には単に価格だけで昇順検索するだけに終わらず、ゲストハウスを除いた価格昇順検索もしてほしい

特に体力が落ちていると感じた時は、こういった手段でホテルに泊まってしっかり養生すべきである。
換気もろくにされていないゲストハウスのベッドルームでは風邪もうつされやすいし、ギシギシのベッドで疲れも取れにくい。
アイロンのかかった真っ白なシーツに毎日取り替えてもらいながらフカフカのベッドでゆっくり休んで、朝にはお腹いっぱいビュッフェを堪能するのが最適だ。

私は常に2人旅なので、いつもこの手段でホテル暮らしに近い旅をしている。
この場合はバックパッカーと呼んでもいいのか、それともホテル宿泊はバックパッカーの定義からは外れてしまうのか????
よくわからないので、人に話す際に「バックパッカー」と自称するのは自粛している。

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これ書いている人

大学留学(米)、ワーキングホリデー(豪)、バックパッカー(東南アジア)、ツアー添乗員(国内)などの経験を色々経てきた結果、数ヶ月単位の長期旅行じゃないと物足りなくなり、定期的に旅行のために会社を辞めるのがデフォルトのライフスタイルに。
とは言え、そんなに頻繁に無職になるのは生きにくいので、『脱!時給・雇われの自分』を目指してアフィリやHYIPに手を出した人。(⇨目標達成して毎日のんびりライフ満喫中)
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