マリファナ拡大中
今、世界中でマリファナの合法化が進んでますね。
合法とまではいかないまでも、軽犯罪扱いの国も沢山。
イタリア人やフランス人に聞いたところ、「警官に見つかっても注意されるだけだよ」とのこと。
日本でいう、公道でスケボー乗ってたら注意される程度の感覚でしょうか?
マリファナは、タバコやアルコールよりも脳や身体に与えるダメージが少なくて、とても安全なもの。
という認識を持たれるようになってきたので、それが真実かどうかはわかりませんが、多くの国で手にしやすくなってきています。
とはいえ、日本では医療用での使用すら禁止されているので、とても縁遠いモノですよね。
それが故に、日本人はマリファナ・大麻についての知識が全っ然ありません。
どんな形状をしていて、どんな匂いをしていて、どんな接種方法があって、万一摂取して異変があった時にどう対処したらいいのか・・・何も知らない。。。
国際化がどんどん進み、世界中にマリファナが大量に出回り始めている現代において、それでいいんでしょうか???
特に海外旅行が好きな人、留学をする人、ワーキングホリデーに行く人は、思っている以上にマリファナに遭遇する機会が多いので、最低限の対処方法だけでも知っておくことをオススメします。
知らないうちに接種!?
「絶対手を出さないからそんな知識は不要だ」
「知らない方が関わらないで済む。」
って思っている人も多いと思いますが、知らず知らずのうちに接種しちゃうこともあるんですよ。
その代表格がスペースケーキ。
またの名をハッピーケーキとも言います。
細かく刻んだ大麻をバターに混ぜこんで作ったブラウニー等です。
このバターと大麻(カンナビス)を混ぜたものをカンナバター(cannnabutter)といいますが、ブラウニーに限らず、マフィンやクッキーなどあらゆるお菓子に使うことでただのお菓子をハッピーフードに変身させちゃいます。
ちょっとバターに色が付いたくらいなので、見た目にはほとんど変化がありません。
これがパーティー会場に普通に置かれていたら・・・
あなたは普通のブラウニーとスペースケーキの区別が付くでしょうか?
おそらく9割の日本人は、普通のブラウニーだと思ってパクパク食べちゃうと思います。
一部のマリファナ経験者のみが、ちょっとした匂いで、それと気づくことができるでしょう。
食べたらどうなるの?
煙を肺から吸うのに比べ、食べて接種するのは上級者向けの摂取方法といえます。
正式な、というか、本来のスペースケーキの食べ方は、3x3センチ角程度の小さなマフィン片を、15-20分くらいかけてチビチビと食べていくものです。
そうすることにより、徐々にふんわりとした心地よさを得ることができるんだとか。
これをスペースケーキと知らずに、あるいは正しい食べ方を知らずに、パクパクと普通のスピードで食べてしまうとどうなるか。
まず、約20-30分後になんとなく笑い始めます。
そして徐々に呂律が回らなくなり、足元もふわふわとおぼつかなくなります。
さらに30分後には、気持ち悪くて気持ち悪くて横になりたくなるでしょう。
まぁこの程度ならいいのですが・・・・・
マリファナを食べちゃった、どうしよう!
私はどうなっちゃうんだろう???
そんな心配する思いが強い人ほど、不安が増長され、パニック状態に陥いっていきます。
私生活にも不安があったり、もともとパニック症状を起こしやすい人等はなおさらです。
頭はクラクラ、動悸も早くなり、汗が出たり、体温が急激に下がったり、顔は青ざめ、震えが生じることもあります。
あまりに不安すぎて、「もしかしたら死んでしまうかもしれない」とさえ思い始めます。
HOW TO HELP
もしも友人がそうなってしまったら、以下の方法で介抱してあげましょう。
もし自分がそうなってしまったら、この記事を思い出して落ち着いて行動してください。
・静かな場所に移動して、新鮮な空気を吸わせる
・リラックスできる態勢をとり、横になるのであれば、万一吐いてしまってもいいように、横向きにする
・水を飲ませる(ジュースなど甘い方がいいらしい)
・何か食べさせる(これも甘いものがいいらしい)
・目を離さず、ずっとそばに居てあげる
・不安を消してあげる
気持ち悪いと言われても、少しでも何か飲ませるか食べさせるかしましょう。
その方が早く回復に向かいます。
本人は死ぬかもしれないという恐怖と戦っているので、必ずそばにいて落ち着かせましょう。
手を握ったり、頭を撫でたり、触れていてあげるのがベターです。
ドラッグと違い、マリファナは、過剰摂取で死んでしまうということは滅多にありません。
稀にある死亡ケースでも、持病があったり、他のドラッグの併用が影響していることがほとんどです。
長くても7時間ほどもすれば、何もしなくても回復に向かいます。
そのことを言い聞かせて、不安を打ち消してあげましょう。
お手上げになったら必ず警察や救急車を呼ぶこと
上記の方法をとっても、なかなか落ち着かず、呼吸困難に陥ってしまっている場合や、パニック症状があまりにも酷く、人に危害を加えたり自傷行為をとったりと、自分の手に負えなくなってしまったら、躊躇せずに警察や救急に連絡しましょう。
パーティーに来ている友達に迷惑がかかる、本人も自分も罪に問われてしまう。
そう思うとなかなか通報できないと思いますが、大切なものは何か、冷静に考えましょう。
こういったケースの場合は、本人も介抱者もマリファナの使用の罪には問わない、としている所もあります。
命の方が大切だからです。
もちろん国によっては重罪ですが。命には代えられませんよね?
というわけで、万が一食べてパニックになっちゃった場合の対処方法でした!
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