旅行計画なんて必要ない!旅は冒険!って思ってたらリペ島から出られなくなる話

私は旅行計画を立てるのが大好きだ。

特に日数が限られている場合は、なるべく効率よく沢山のスポットを見て回れるように、じっくり時間をかけて画策する。

心配症なので、計画段階で各要所の営業時間や運行時間、所要時間、地図情報などは網羅しておきたくなる。

この作業を面倒臭いと感じる人も居るだろうが、私は旅行中と同様にこの作業も楽しめるので、旅行を楽しむ期間が倍増するわけだ。

でもこれはあくまで日数が限られた弾丸旅行の場合であって、日数に余裕がある旅行の場合は、細かい計画は立てない事がほとんどだ。
「期間中にココとココだけは行きたいな」くらいの感じで行く。

3年前、マレーシアを旅行中、近くのリペ島(コ・リペ)に立ち寄った際も、特に日数が決まっていない気ままな旅行だったので、計画は何も立てていなかった。

リペ島―日本を出国するときには存在も知らなかった島である。

マレーシアのランカウイあたりを旅行中に、ふとホテルのベッドの上でゴロゴロしながらトリップアドバイザーを流し見していたら目に止まったリペ島は、タイの洋上に浮かぶ、小舟でしか上陸できないようなとても小さなリゾートアイランドだ。

特に何があるわけでもないが、トリップアドバイザーの旅行者の評判がとてもいいしランカウイからもすぐの場所なので、ランカウイは一旦置いておいて、ちょっくら行ってみることにしたのだ。

とは言え、自分たちが気に入るかどうかは分からないので、特に細かい計画は立てず、とりあえず2泊分だけバンブーロッジを予約してフェリーチケットを購入して向かった。

出港した港はマレーシアのランカウイだが、到着したリペ島はタイなので、砂浜の掘っ立て小屋のような建物で入国スタンプを押して貰う。

思っていた以上に小さいこの島は、島の端から端まで徒歩20分ほどしかない。
そのくせバイクタクシーが発達しまくっているので、5分もあれば島の何処にでもいけてしまう。

透き通る海水、白い砂浜、こじんまりとした村、安いレストランが立ち並ぶストリート、いつも寝ている人懐っこい犬たち、真っ赤な夕日、どれをとっても最高だった。
蚊をのぞけば。笑

私達が予約をとっていたバンブーロッジは、その名の通り竹を組んで作られたロッジで、床も壁も屋根も階段もすべて竹製。
隙間があるので蚊に限らず色んな虫が「こんにちは」するお部屋。

ベッドには蚊帳が用意してあるものの、蚊帳から一歩出れば瞬時に刺されるし、水分があるバスルームエリア(トイレとシャワー)に行けばあっという間に全身に蚊が群がってくる。

特に私の彼氏は蚊にさされやすく、刺されるとびっくりするくらいに腫れ上がる体質なので、3泊目以降は別のビーチに面するコテージホテルに移動した。
壁に隙間が無いって最高だ。

朝はビーチでのんびり朝食、昼はシュノーケリングをしたりカヤックを借りて小さな小さな無人島へ行ってみたり、夕方は夕日を見に島の反対側へ、夜はキャンドルの明かりでゆっくりディナー。

そんな日々をいつの間にか1週間過ごしていた私達。
「そろそろマレーシアに戻ろうか」
とボートチケット売り場へ。

ところがどこのボートチケット売り場も閉まっている。
そういえば着いた日からずっと5割くらいのレストランやカフェはずっと閉まっていることに今更ながらに気がついた。
お店の外観はそれほど古くも汚くもないので休業日か営業時間外なのだろうとずっと思っていたが、どうやら違うようだ。

そう、私達が滞在していたこの時期、リペ島はオフシーズンだったのだ。

そして判明。
オフシーズンはマレーシア行きの船は無い。

マジですか。

よくよくネットで調べてみると、1週間前に私達が乗ってきた便が今シーズンラストのランカウイ発リペ島行きの便だったようです。
聞くとオフシーズンは天気が荒れるためランカウイ〜リペ島間の波も高くなるらしい。本当かどうかは知らないけど村人曰くそういうことらしいです。

リペ島ハイシーズン・・・10月末〜5月
リペ島オフシーズン・・・6月〜10月初旬

このまま次のシーズンまでリペ島に軟禁状態になるんでしょうか?

と一瞬焦りましたが、オフシーズンであっても、タイのパクバラという港にだけは船が出ているとのこと。
ホッ

この航路しかないので前日にチケットを買いに行っても船はほぼ満席。
そして当日の船は30人乗りくらいのフェリーに70人くらい詰め込んでいて、通路も階段も船首もギュウギュウ詰め。
よく見るインドの電車の船版みたいな感じで3時間も揺られます。(高速船)
※ランカウイの航路は1時間半程度

というわけで問題なくリペ島は脱することが出来たわけですが、当初の予定ではマレーシアをまだまだ旅行する予定だった私達なのに、リペ島で行き先が狂ったことでマレーシアをほぼ見ることなくタイ旅行に切り替わってしまいました。

これもまた旅の醍醐味。
ではあるのですが、マレーシアの写真がほぼ無いデジカメを見返すと、最低限のことは下調べしておかなきゃなーと思うわけです。

でもオフシーズンのリペ島は観光客少な目で騒がしくなくて素敵でした。

 

 

 

 

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このブログの管理人

海外留学(米国)、ワーキングホリデー(豪)、バックパッカー(東南アジア)、ツアー添乗員(国内)などの経験を色々経てきた結果、長期旅行じゃないと物足りなくなり、定期的に旅行のために会社を辞めるのがデフォルトのライフスタイルになりつつあります。

とは言え、そんなにしょっちゅう無職になる訳にもいかないので、時間を見つけては妄想全開で旅行プランを練るのが趣味です。
(「終日フリープランを考える会」会長)

次の旅行計画:ボラカイ(フィリピン)へ移住の下見に行きたい!

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