キャベツ収穫に挑戦!オーストラリアのワーキングホリデー体験記

キャベツ収穫(cutting)に挑戦!

※農家によっても時期によっても年度によっても労働条件は異なりますので、私の体験はあくまで一例として参考にしてください。

場所:マルゴウィー(Mulgowie, QLD)
時期:9月ごろ
給料:時給 $19/h
雇用形態:コントラクター雇用
労働時間:7:00-16:00
休憩時間:45分ランチ、15分休憩2回

野菜の収穫はその取り方によって呼び方も変わりますが、カットして収穫する場合はそのまんまですがカッティング(Cutting)と呼ばれます。
私の働いた農家で栽培していたキャベツは、コールスローをはじめとした加工食品用のキャベツだったため、そのままの状態で販売するキャベツの収穫とは少し要領が異なると思います。

一緒に働いた仲間はフランス人男性、ノルウェー人男性、日本人男性(彼氏)、そして私(♀)の4人。
またしても紅一点な私。
この流れはハードな仕事の予感がします。。。

使用する用具はマチェーテのような大きなナイフ。
これをキャベツの根本に当ててザクッと刈り、刃先で器用に不要な葉を切り落として断面を整えたら、トラクターに積まれたビン(2メートル四方くらいの箱)の中へシュート!
加工用なので傷とかは気にせずにポンポンと投げ入れます。

といってもキャベツの大きさは日本のそれとは比べ物にならないくらいのデカさなので、女性は両手じゃないと持ちあげられないほど。
投げると言っても、1mくらいが限界なのでドスッドスッという表現のほうが正しいですね。

トラクターは無人運転で私達の後ろを追ってくるので、収穫が間に合わなくなって轢かれそうになったら4人+農家さん皆でフォローし合いながら進んでいきます。

休む暇なく刈っては投げ、刈っては投げで、腰も腕も30分もすればパンパン。
炎天下で汗だくで超ハードでした。

ただ、キャベツはとっても水々しくて、葉の間には朝露も溜まっているので、持ち上げると冷たい水がこぼれ落ちてきて、暑さもそれほど苦になりませんでした。

そしてこのファームにはブサカワなわんコが2匹、いつもキャベツの間を走り回ってぴょんぴょんしていたので癒され度MAX。
その上、普通のファームではスーパーバイザーが口うるさく支持してきウザいんですが、ここのファームは家族経営だったのでとってもフレンドリー。
学校が休みの日には小学生と中学生くらいの娘さん2人も収穫を一緒に手伝ってくれて、なんともいい雰囲気のファームでした。

この仕事はガトンという町のコントラクターの仲介で通っていました。
仕事自体には何の不満もありませんでしたが、、、滞在していたガトンから超遠いのが難点。

100キロくらいのスピードで飛ばしまくっても1時間近くかかる山の中で、毎日朝も夕方も私の運転で4人通勤していたので帰るとグッタリ。
みんなは車中で休めるけど私はみんなの倍くらい疲れてる感じ・・・

ガソリン代も馬鹿になりません。
フランス人とノルウェー人の彼らは毎日の送迎費をコントラクターに支払っていたので、私はコントラクターからガソリン代として毎週いくらかもらっていましたが、実費のほうがやや上回っていました。

とは言え大きなナイフを振り回す機会は日本ではあまりないので、ハードだけどストレス発散になる楽しい仕事だったと思います。

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コメント

    • Sho
    • 2019年 12月 16日

    初めまして、
    今ガトンのキャラバンパークに住んでいるのですが、
    コントラクターからキャベツのカッティングがあると言われて
    やろうと思っているのですが、
    コントラクターはルースターだったのでしょうか?

      • Hanna
      • 2019年 12月 16日

      フセインという名前の中東系のコントラクターでした!
      私の時はガトンから50キロ以上離れた(Laidleyより奥)キャベツ畑まで通わされてたので通勤が大変でしたがいいファミリーで良かったですよ〜
      頑張ってください!

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これ書いている人

大学留学(米)、ワーキングホリデー(豪)、バックパッカー(東南アジア)、ツアー添乗員(国内)などの経験を色々経てきた結果、数ヶ月単位の長期旅行じゃないと物足りなくなり、定期的に旅行のために会社を辞めるのがデフォルトのライフスタイルに。
とは言え、そんなに頻繁に無職になるのは生きにくいので、『脱!時給・雇われの自分』を目指してアフィリやHYIPに手を出した人。(⇨目標達成して毎日のんびりライフ満喫中)
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