今日は、オーストラリアのワーキングホリデーについて話している時によく聞かれる「キャラバンパーク」について、過去に10箇所以上のキャラバンパークを泊まり回った私が知っていることをまとめてみます。

かなり長くなるかもしれないけど、ワーキングホリデーを計画中の人、ワーホリを始めたばかりで不安な人、本格的なオーストラリアを旅行を計画している人は、参考に読んでみてね。

スポンサードリンク

 

 

キャラバンパークってなに?

私もオーストラリアに行く前はキャラバンパークってなんぞ???状態。
何それ、ラクダとかいるの?(キャラバンってきくと砂漠でラクダ引き連れて歩いてる人達が思い浮かぶんで)って感じでした。

キャラバンパークの正体は、日本で言うキャンプ場。
日本だとテントを張ったり、ロッジを借りて泊まるのが普通だけど、オーストラリアの場合は大きなキャンピングカーで旅行する人達がいっぱい。
なので主にキャンピングカー用の駐車&宿泊施設って言った方が正確かもしれないです。

トイレやシャワー、台所まで完備しているキャンピングカーは、水の補給や汚水処理や電気の充電が必要なので、キャラバンパークでその辺のことが容易にできるようになってます。
キャラバンパークはどんな小さい町にも必ずと言っていいほど存在していて、近くの道路にはキャラバンパークの道路標識(キャンピングカーのマーク)も立っているので、地図がなくても探せるほど便利になっています。

なんだ、じゃあキャンピングカー持ってない人には関係ない場所なんだね。っていうのは早とちり!

 

キャラバンパークは普通の車で行ってもOK!

キャンピングカーじゃないとお断り!なんてキャラバンパークは無いので、遠距離移動途中の夜は、ホテルではなくキャラバンパークに泊まることで、かなり節約することができます。

ちなみにオーストラリアは、その辺に適当に車を停めて車中泊をする行為は禁止されているので、路駐でもっと節約しようなんて考えは辞めましょう。

違法に車中泊しているのを警察に見つかったら、注意を受けて、身分証とかチェックされて、移民局に照合問い合わせとかされて、キャラバンパークとかに行きなさい!って言われます。
逮捕とかは無いだろうけど、その辺で車中泊しちゃうのは治安の面から見てもやるべきじゃないです。例え体格のいい男性でも。

でも結局、車がない人には関係ない施設なんだね? って思うかもしれないけどそれも間違い!

 

車がなくてもキャラバンパークは泊まれる!

キャラバンパークにはキャビンや備え付けのキャラバン(車で牽引するタイプのキャンピングカー)もあるし、持参したテントを貼るスペースだってあります(備え付けテントがあるところも稀にある)。

乗用車で行って、泊まるのはキャビン使用っていうパターンもあれば、友達に同乗してきたりバスで訪れたり、徒歩で訪れて泊まるのだってもちろんアリ!

キャビンやキャラバンのラインナップはキャラバンパークによって様々なので、どれくらいの広さでどんな内装になっているのかは、受付で聞いて一通り案内してもらいましょう。

 

キャラバンパークの種類

まず知っておきたいのが、キャラバンパークには大きく分けて2タイプあるということ。

ひとつは観光客向けのキャラバンパーク

これはファミリーやカップルが旅行中に1泊〜7泊程度するのに使うもので、観光地に欠かせないものになっています。

観光客向けのキャラバンパークの多くはBIG4とかTop Touristっていうチェーンに加盟していて(看板に書いてある)、プールがある所もあったり、キッチンやシャワー等の施設が充実していて、清掃も行き届いていてゲートセキュリティも高めです。その分、価格が高いです。

 

もうひとつが季節労働者向けのキャラバンパーク

こちらは主に季節に合わせて移動しながら農家で働く人々(季節労働者)のためのキャラバンパークで、多くの宿泊者はその農作物のシーズン中、数週間〜数ヶ月間に渡って滞在します。もちろん一般の旅行客も宿泊可能。

観光客向けのものと比べると設備や清掃管理が劣っていることが多く、その分、長期滞在に優しい価格で泊まることができます。

よってワーキングホリデーでファーム労働をする場合はこちらを利用することが多くなります。

ただ、そのエリアの農作物の収穫期にはワーキングホリデーの人達だけではなく、オーストラリア人の季節労働者や、移民の季節労働者も一斉に仕事を探してやってくるので満室になってしまうことも多々。
そういう場合は観光客向けの所に高い賃料で長期宿泊せざるを得ないこともでてきます。
なので収穫期の少し前に行くか、事前に電話で空室状況を聞いてから訪れるようにしよう。

この2種類のキャラバンパークの見分け方はとても簡単で、入り口で「地味だ」「ちょっと汚いかも」と思ったら後者、「ちょっと高そう」「可愛らしいキャビン」と思ったら前者の観光客向けです。笑
(町にキャラバンパークそのものが少ない場所は、その両方を兼ねているキャラバンパークもある)

 

キャラバンパークの料金は?

エリアによって値段は大きくことなってきます。
ゴールドコースト周辺のキャラバンパークなら高額だし、周りに何もないような内陸部のキャラバンパークは当然安いです。
また、自分が泊まるサイト(区画。キャンピングカーなのか、キャビンなのか、テントなのか等)によっても異なってくるし、その設備によっても異なります。

以下は1泊の目安(サイト単位の料金なので、複数人で泊まるほうがお得)

観光客向けキャラバンパークの場合:

車の駐車宿泊・またはそこにテント設営(電源あり):35ドル前後
車の駐車宿泊・またはそこにテント設営(電源なし):25ドル前後
キャビン(部屋数によりだいぶ違う):50〜400ドル
キャラバン(ランクにより違う):40〜200ドル

労働者向けキャラバンパークの場合:

車の駐車宿泊・またはそこにテント設営(電源あり):25ドル前後
車の駐車宿泊・またはそこにテント設営(電源なし):15ドル前後
キャビン(部屋数によりだいぶ違う):30〜200ドル
キャラバン(ランクにより違う):30〜200ドル

ちなみに「電源あり」はPowered Site(パワード・サイト)と呼ばれ、サイト内にコンセントがあるサイトです。
上記宿泊料で使い放題のところもあれば、別途電気使用量に応じて電気代を請求されるところもあるので事前に確認しましょう。(電気代が別途請求される場合は、多く使った場合でも1周間に25ドル程度が目安。)

反対に「電源なし」はUnpowered Site(アンパワード・サイト)。
どちらも広さは車が2〜3台泊まれるくらいのスペースがあります。(特に区切りがなく芝生に適当に停めるところもある)

キャンピングカーの場合は電源が必須ですし、キャンピングカーではないテント生活の場合でも、暖房器具や高電力を必要とする電気機器がある場合にはコチラがオススメです。

スマホの充電程度の使用ならキッチンや更衣室のコンセントを拝借してOKです。
ただし盗難されても文句は言えないので、絶対に目を離さないようにしましょう!

 

キャビンは、ドミトリータイプになっていて2段ベッドがあり複数人で一部屋を使用するようなものもあれば、普通の家と変わらない2LDKほどのもの、ジャグジーやプライベートプールが付いたもっと広いゴージャスなもの等もあり価格はピンきりになります。

同様にキャラバンも、キャラバン内にシングルベッドとテレビとテーブルくらいしかないシンプルなものから、冷暖房付き、キッチン付き、トイレ付き、と設備ランクも様々で、1人用〜4人用まであるのでこちらもピンきり。

一見高そうに見えるキャビンやキャラバンも、複数人で宿泊するならこちらのほうが安くなる場合が多いので、最初から候補から除外してしまわずに、じっくり比較検討してみましょう。

 

長期で宿泊する場合には割引をしてくれるのが一般的です。
ほとんどのキャラバンパークはWeekly Rate(ウィークリー・レート)週料金を予め用意していて、だいたい1週間泊まったら1泊分以上がお得になる値段設定になっています。

季節労働者向けのキャラバンパークであればMonthly Rate(マンスリー・レート)を用意しているところもあるので長期滞在の場合は聞いてみましょう。

ただ、季節労働は名前の通り季節によって変動するので、そのエリアの仕事がいつ終わるのか先が見えません。
1ヶ月分払ったけど翌週には仕事が無くなってしまった・・・なんてことになるかもしれないので、マンスリーで支払うのはあまりオススメできません。

これは余談ですが、万一いくら滞在していても仕事が決まらない!宿泊費だけが悲しく消えていく!という状況だと「キャラバンパーク内の掃除手伝いを○日以上してくれれば1週間タダで泊めてあげるよ」という優しいオーナーのキャラバンパークもあります♪
もうこれはオーナーさん次第なので、これを当てにしてはいけませんが、本当に困ったときには相談できるように、日頃からオーナーさんとは仲良く・礼儀よくしておくのが吉です!

 

キャラバンパークには永住者もいる!

キャラバンパークの中のキャビン類は通常の不動産と同様に売買されている所もあります。

そのため立地のいいキャラバンパークにはキャビンを購入して普通に生活しているオーストラリア人も結構いるんです。

こうした方たちは旅行者と話すのが好きな人が多いので、出会ったら挨拶して仲良くなっておきましょう。

その土地の色んな情報を得られるかもしれないし、食事をおすそ分けしてくれるかもしれないし、、、英語上達のためにもローカルの人と会話するのは大事です。

 

キャラバンパークのメリット・デメリット

キャラバンパークは多くの旅行者や労働者の交流の場でもあります。

その土地の観光情報はもちろん、ファームの仕事情報を持っているキャラバンパークもあれば、仕事の斡旋まで行ってくれるというキャラバンパークもあります。(斡旋料や送迎代が別途必要な所が多く、割に合わないので斡旋の使用はオススメしません)

寝泊まりはプライベートスペースだけど、キッチンやシャワー室などは共有スペースなので、自然といろんな国の友達が出来やすく、新たな土地でのスタートを切る時にはオススメのアコモデーション(宿泊施設)です。

普通の賃貸物件に誰かとルームシェアして生活する、という手段もワーホリ中によく行われますが、都心部の生活ならともかく、田舎でファームジョブに就く間はオススメできません。

一般賃貸のルームシェアではキャラバンパークほど簡単には入居と退居を繰り返すことはできません。
数日泊まって「仕事がないので出ていきます」なんて言ったら他のルームメイトにも迷惑がかかります。

 

キャラバンパークのデメリット

ただしデメリットとしてあげられるのが、冬場のトイレとシャワーと夏場の虫。

キャンプ場なので、トイレもシャワーも外の掘っ立て小屋みたいな簡易建造物。

冬場ともなると便座はキンキンだし、シャワー上がりの脱衣所で凍えそうになるので入浴をためらってしまいます。
男女問わず、トイレまで行くのが苦痛で野ションしていますっていう話はよく耳にします。(なかには女子なのに外で大もしてますなんて人もいましたw)

夏は虫の発生が多いので、虫は絶対無理!って人は少々厳しい環境かもしれません。
内陸部の方にいけばアフリカの牛並みに常にハエが自分にたかってきます。(慣れたら手ではらうこともしなくなるくらい)
あとオーストラリアは世界的に見ても毒を持った生物の宝庫なので、クモやアリであっても気が抜けません。
注意すべき虫などは看板に書いてあったりするので気をつけましょう。

 

キャラバンパークの設備いろいろ

色んなキャラバンパークに泊まって思ったことは、本当にキャラバンパークによって全く住み心地が異なるということ。

「あ〜ここなら一生暮らしても良いかも!」と思える場所も有れば、「もう明日には出よう」と思う場所もあります。笑

水回り

オーストラリは国全体としてみても水源が少ないためか、はたまたインフラが整備されていないのか、一般家庭にも貯水槽があるのが普通で、キッチンやシャワーで使用する水はこのタンクの水を大事に使っています。

キャラバンパークも同様で貯水槽の水を使用しており、減ってくると補給車を呼んで入れてもらうスタイルが多いです。

そういった理由から、シャワーが有料になっているキャラバンパークも珍しくありません。

5分で25セントくらいなので大した額ではありませんが、長期で滞在する場合には結構な痛手になってくるし、常に小銭を用意していなければならないというストレスもあるので、出来れば無料のところを選びたいところ。

またシャワーの個室もキャラバンパークによって様々で、カーテンがあるだけの所もあれば、しっかり鍵がかかり、中にも棚が用意されていて快適なところもあります。

そして重要なのがシャワーの水圧。

海外でよくありがちなチョロチョロシャワーは本当に洗うのが大変だし風邪を引くので、泊まる前に案内してもらえるなら水圧チェックもちゃんとしましょう。

 

Wi-Fiスポット

スマホやタブレット、ノートPCを携帯して旅行する人は多いと思います。
そこでやっぱり気になるのがインターネット環境。

オーストラリアは驚くほどにネット環境が悪いです。
先進国とは思えないくらいのネットインフラの悪さ。
多分土地が広すぎて間に合わないんでしょうけど、未だにTVコマーシャルとかでADSLが最高!って感じでやってるので光回線の普及なんてまだまだ先な感じです。

それでもキャラバンパークの多くは、頑張ってWi-Fiスポットを用意してくれています。(それでも繋がる範囲はごく一部の受付周辺のみ。スポットが無い所も多々)

パスワードを1週間分購入するタイプや、有料で時間制限があるタイプもあれば、完全に無料なところもあります。
ネットに依存度が高い人であれば真っ先にチェックしておきましょう。

 

冷蔵庫

キャビンやキャラバンにはほぼ冷蔵庫は備え付けられているので問題ないですが、テントサイトに宿泊の場合は当然ながらありません。

それでもキャラバンパークによっては共有で利用できる冷蔵庫をキッチンスペースに用意してくれている所があるので、テントサイト利用を考えているならば冷蔵庫があるキャラバンパークを利用するのがいいです。

無いと保存のきくものしか買い物で選べないし、冷凍食品も冷蔵食品も何も買えないし、真夏の熱い時期に生ぬるい水を飲むハメになります。
冷蔵庫に加えて冷凍庫もあれば夏場のファームジョブに凍った飲み物を持参できるので至福の休憩タイムとなるので、共用が無ければちょっと奮発して冷蔵庫付きのキャビンをレンタルするのもいいと思います。

 

周辺の環境

車を持っている人ならばあまり気にする必要はありませんが、別の交通機関や徒歩で来る場合は、キャラバンパークの周辺にスーパーマーケットがあるかどうかは事前にしっかりチェックしておきましょう。

中には徒歩1時間圏内には何もないという場所もあります。

こういったキャラバンパークの場合は受付が簡易スーパーになっていて最小限のものは手に入る作りになっていますが、日々の生活にはやはり足りないものが沢山出てきてしまいます。

買い物の都度ヒッチハイクをする人や(危ないのでやめたほうがいい)、その都度友達にお願いしたり、数ドル払って同乗させてもらったりする人もいますが、自由に買い物出来ないというのはかなり生活に支障を来すので、交通手段がない人は可能な限りスーパーに近いキャラバンパークを探しましょう。

でも「仕事のファームに近い=町から離れている」となってしまうので、どうしても遠いキャラバンパークしか無い場合は、予め買い物の同行をお願いできそうな人がいるかどうか客層をチェックしておきましょう。

自分と同じようなワーキングホリデーの人達が沢山いるようであれば(20代の若者たち)、みんなその辺の事情は察してくれるので協力してくれるはずです。

 

とにかく楽しいキャラバンパーク

トータルで1年間ほど10箇所以上のキャラバンパークで生活してきたけど、今でもふとした瞬間に「またあの生活をしたい」と思っちゃいます。

時には異国のワーホリメーカー(ワーホリの人)のマナーの悪さや下品さに辟易する場面にも遭遇しますが、満点の星空、毎日見える流れ星、キャンプファイヤー等の非日常的空間で過ごせるのはキャラバンパークならでは。

オーストラリアにワーキングホリデーに行く人、長期で旅行する人は是非体験してみて欲しいアコモデーションです。
最近では旅行者向けにバンをキャンピングカーの様に改造したものをレンタルしてくれるところもあるから探してみてね!

スポンサードリンク

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

これ書いている人

海外留学(米国)、ワーキングホリデー(豪)、バックパッカー(東南アジア)、ツアー添乗員(国内)などの経験を色々経てきた結果、長期旅行じゃないと物足りなくなり、定期的に旅行のために会社を辞めるのがデフォルトのライフスタイルに。
とは言え、そんなに頻繁に無職になるのは生き辛いので、『脱!時給・固定給の自分』を目指してアフィリやHYIPに着手し、会社で働かなくてもやっていける環境を追い求めた人(目標達成してのんびりライフ満喫中)。

ページ上部へ戻る